千分の1ミリの
精度を実現する、
技術者の力。

M.T.
技術部 圧造課
2015年4月入社
M. T.
M.T.

Q1.入社の理由を教えてください。

明るく、きれいな工場が
ひと目で気に入ったから。

父親がものづくり関係の仕事をしている影響もあって、高校は工業高校の機械科に進み、自分も将来はものづくりの仕事に就きたいと思っていました。就職先を選ぶ時には、いくつかの会社の工場見学に行ったのですが、その中の一つが東洋ファスナーでした。印象的だったのは、何よりも工場がきれいで明るかった事です。ものづくりの現場だと、どうしても床が油でベトついたりする事が避けられないのですが、東洋ファスナーはそれが殆ど無かったんです。いい環境の中で働けそうだと思った事が、入社を決めた一番の理由です。

明るく、きれいな工場がひと目で気に入ったから。

Q2.どんな仕事をしていますか?

1秒間に1個というスピードで、
自動車部品をつくる。

東洋ファスナーは、自動車の小型精密部品、例えば指先ほどのサイズの歯車部品をつくるメーカーです。自分は、この小型精密部品を「パーツフォーマー」という機械で量産する仕事を担当しています。パーツフォーマーとは、いわゆる圧造という加工方法で製品を量産する機械です。コイル材と言われる円柱形の金属材料を機械にセットし、材料に大きな圧力をかけることで金属を目的の製品形状に成形します。1秒間に1個というスピードで量産が可能で、例えば一つの部品を月に数万個単位で量産しています。

1秒間に1個というスピードで、自動車部品をつくる。

Q3.どんな所に面白味を感じていますか?

千分の1ミリの精度を
達成するために知恵を絞る。

量産というと、機械を操作するだけの仕事だと思われがちですが、全く違います。自分たちがつくる製品は千分の1ミリ単位の精度が要求されますが、この精度を実現するには、人間のカンやコツを土台とした技術が欠かせません。例えば、機械のクセです。機械と聞くと、常に寸分違わず稼働するものと思いがちですが、機械にも個性があり、クセがあります。例えばの話ですが、機械の動作を「1mm」と設定しても、実際の動作が「1.1mm」になる事がザラにあります。こうしたクセを予測した上で機械を設定し、千分の1ミリ単位の精度を実現することが、この仕事の面白味です。

千分の1ミリの精度を達成するために知恵を絞る。

Q4.これからの目標を教えてください。

この先も技術を
磨いていきたい。

自分たちが手がける自動車部品は、小型かつ複雑な形状をした製品が殆どです。こうした製品の品質は、ものづくりに関わるあらゆる技術者の努力で保たれています。自分もその一員として、高品質なものづくりを継続できるように、勉強を重ねていきたいです。変化が激しい業界です。今の自分たちは、10年前には考えられなかったような複雑な製品をつくっていますが、この先はもっと、難しい事に挑戦しないといけないんだろうと思っています。そのためにも、技術を磨いていきたいです。

この先も技術を磨いていきたい。

Q5.未来の後輩にメッセージを!

難易度の高い
ものづくりに挑戦できる。

東洋ファスナーの量産の仕事は、皆さんが想像するような、例えば工場のライン作業のような単純作業ではないです。たった一つの小さな自動車部品でも、月に何万個という単位で生産数を確保すると同時に、要求される精度を保つには、技術者一人ひとりの努力が欠かせません。難しい仕事ですが、それだけに挑戦しがいのある仕事だと思います。ただ、働く環境はとても充実している会社です。自分も結婚して一軒家を購入し、安定した生活を築けています。頑張った分だけ、いろいろなものが自分に返ってくる環境であることは、間違いないと思います。

難易度の高いものづくりに挑戦できる。
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